パイルネット工法とは?

軟弱地盤に木杭などを打ち込み、杭頭部を専用連結材で連結し、サンドマットを造成後、
土木安定シートを敷設する地盤補強工法が「パイルネット工法」になります。
1975年(昭和50年)8月に石狩川を襲った大洪水の際、緊急に河川築堤を盛土するために開発された工法です。
以後、河川築堤や道路、鉄道などの盛土・路盤・路床の確保に対して全国で約700件の実績を重ね、高い評価をいただいています。

主に土木構造物を対象としています

河川堤防、道路盛土、軌道盛土、橋台背面盛土、用水路基礎、酪農肥培施設基礎、送水管基礎、駐車場基礎、建物基礎、建物外構基礎、その他

選ばれる理由

木材を活用し二酸化炭素削減に貢献可能な軟弱地盤補強工法。(地中カーボンストック効果)
「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」推進に適する工法。
設計方法が明確(群杭理論適用)、着底型、浮き型と用途に合わせ設計。
天然素材の木材を使用の為、周辺環境汚染(六価クロム等)の心配が不要。
使用材料は耐薬品性、耐油性に優れており地下水位の高い地盤でも施工可能。
特殊な技術が不要で施工が容易。
様々な構造物で採用実績あり。(各種盛土、基礎など)
間伐材を中心とした地域木材の「地産地消」、一次産業、二次産業での新たな雇用創出など、安定的に地球にも人にも町にもやさしい持続可能な循環型社会を実現します。
SDGsに向けた取り組みの一環として、木材の使用は国際的にも推奨されており、パイルネット工法は理想的な工法となっています。

 

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施工事例

パイルネット工法を活用した全国各地の施工事例を紹介しています。

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